3月1日、3月15日 9:30–10:30 入学オンライン説明会 申し込みはこちらへ
子どもの学び
森の学校みっけは小学校1〜6年生を対象とした週5日制のオルタナティブスクールです。通年での通学のほか、1日の体験会や短期プログラムがあります。
キャンパスについて
キャンパスは森の中。昔の棚田だったところに手づくりの校舎があり、隠れ家感あふれる校舎は子ども心をくすぐります。川をくだるとガーデンが見えてきます。
みっけのフィールドは人と自然がともに豊かになる関係を築いていくためのデザイン手法であるパーマカルチャーの考え方をベースに整備しています。
大切にしている5つの繋がり
❶ 私と繋がる
みっけでは自分らしく人生をデザインできる心の土台づくりに取り組んでいます。1日の始まりにはやりたいことを聴き合いながらその日の計画を立て、好奇心を起点に遊び、学び、振り返る。そんな日々を通じて、自己肯定感を育み、自分らしく生きる力を養います。
❷ 人と繋がる
相手の言葉にも、自分の心の声にも耳を傾ける、共感コミュニケーションを大切にしています。認め合う文化を紡ぐことで、誰もがあるがまま、自分らしく人と繋がることができます。認め合い生かし合う人との繋がりが、平和で多様性が認められる社会を実現します。
❸ いのちと繋がる
We are what we eat. いのちを育てる、収穫する、料理する、食べる。コンポストトイレでの排泄が堆肥となり次のいのちへ還っていく。 循環する暮らしは体験を通して、分断されやすいいのちの繋がりを取り戻し、感謝や喜び、生きる実感を育みます。
❹ 地域と繋がる
地域のアーティストや農家、起業家、昔ながらの生活を知る先輩など様々な大人と出会う機会があります。地元の小中学校とも交流しています。また、みっけは地域の人々が集まり交流する場として、森づくりや文化を育む活動を共に行うプラットフォームを目指しています。
❺ 地球と繋がる
川や山、すべてが遊び場です。みっけの活動拠点はタケノコがとれる竹林と、モクズガニやナマズが生息する川に挟まれた「食べられる森」。火、水、空気、土に触れながら持続可能でエシカルな暮らしをデザインする力を育んでいます。
みっけの食について
地球のことを考えて、みっけでは四季の恵みのお野菜が食事の中心です。時には猟師さんからいただいた鹿肉や自分達で釣った魚を調理することもあります。
このように、身近にあるものを美味しく・たのしく・ありがたくいただくことを私達は「アリガタリアン」と呼んでいます。その食材が私達にたどり着くまでの物語を大切に、近くの森や海、そして地球のことを考える機会を持つようにしています。
また地元の有機農家さんのサポートになるよう、CSA(Community Supported Agriculture:地域支援農業)での野菜の購入方法を実践しています。食べ物のつくり手が私達の命を支えてくれていることへの理解を深めるきっかけになっています。
子ども達は週に1度、給食づくりを担当します。羽釜で30人分のご飯を火で炊けるのは、みっけの卒業の証。食には教科横断型の学びがあふれています。
みっけではゼロウェイストキッチンを実践中。野菜を包むのには新聞紙を使い、生ゴミは堆肥や羊の餌に、資源ごみはリサイクルへ。エネルギーは近くの森からいただく薪です。食を通して、消費するだけでなく周りをより豊かにする方法を学んでいます。
現場メンター
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Togashi Yoh
ようちゃん
北海道出身。公立中学校と私立小学校で合計11年間教員として勤務。2024年春からみっけの現場責任者に。保護者会やスタッフのチームビルディングを担当。
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Anji Daisuke
あんじー
鳥取県出身。以前は料理人、大工などを経験し、みっけではフィールド整備、料理、工作、釣りを担当。3度の飯と釣りが好き。徳島ラーメンをこよなく愛する。
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Matsuoka Mio
みお
東京出身。みっけの代表。活動と教科学習を組み合わせたカリキュラム開発を担当。パーマカルチャーデザインや多様性、地球を再生するための学びを提案、実施する。
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Toda Onne
おん
宇宙のどこか生まれ。大学では国際関係学を専攻。子どもたちとの時間で「対話」を大切にしている。「非人間にも開かれた民主主義」がみっけでのテーマ。
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Ishihara Yuri
ゆり
東京出身。周りを笑顔にしながら歌って踊る人。高校でアメリカ留学を経験したバイリンガル。言語によって開かれる新しい世界を子どもたちにも届けたい。森に入ってベリーを採るのが人生の幸せ。
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Takehisa Eriko
エリコ
千葉県出身。保護者兼メンター。廃材や古道具、自然物を組み合わせた作品制作を行うアーティスト。みっけでは自分と繋がる方法や他者や世界と繋がる方法を模索&実践。
食スタッフ
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Tsuda Kaoru
かおるん
徳島県出身。保護者兼食スタッフ。地元の農家さんが大切に育てた野菜を火を焚いて料理する。味噌や醤油など日本の調味料を作るのが好き。お菓子づくりが得意。
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Horinuki Kurumi
くるみ
徳島県出身。自然農法の農家で働きつつ、その学びを生かして農と食をつなぐ食スタッフ。パーマカルチャーに出会い価値観が一変し、百姓を目指して農的暮らしを実践的に学んでいる。
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Kawasaki Yukiko
ゆっこ
徳島市出身。保護者兼食スタッフ。パートナーと自然栽培の農園を運営。四季折々の自然の恵みを大切に、子ども達の心身が育つ様に料理することを心がけている。お野菜の料理が大好き。